2007年7月18日水曜日

プレーヤーソフトで音がよくなる?!

 ITmediaに「「機能」でなく「音」で選ぶプレーヤーソフトのススメ」という記事が出ている。プレーヤーソフトで音が変わるという内容で、Windowsに標準ではいっている WMP を絶賛している。
 CreativeのZen Nano Plusというメモリプレイヤーを使っている関係で、普段 CreativeMediaSouce で聞いている。WMPは使ったことがなかったが、試しにiTunesとともに聞き比べてみた。
 びっくりした。本当に音が違うのだ。しかも、WMP の方が格段に音質がいい。ITmediaは


 解像度がほかの2つと大違い。きめが細かく、まるでビットレートを変えたファイルを聴いているかのよう。しかも空間表現が素晴らしく、打ち込みの効果音が左右だけでなく上下や前後まで移動。「traveling」がこんなにまでイリュージョンな曲だったことを新発見させてもらった。

と手離しに褒めているが、これは過褒ではない。宇多田ヒカルの「traveling」はたまたまもっていたが、わたしも同じように感じた。CreativeやiTunesでは中央に固まっていた宇多田とバックコーラスが分離し、位置関係がリアルにわかるのである。「Can you keep a Secret」では派手に音が飛びまわるのがちゃんと再生できた。聞き較べた曲すべてでWMPは情報量が多かったが、特にクラシックではWMPが段違いにいい。
 MP3は圧縮しているのだから音は悪いものだと思いこんでいたが、プレーヤーソフトしだいでこんなにするとは。一円も使わずに音がよくなったのだから、こんな結構な話はないが、メモリプレイヤーではもっと違うかもしれない。
 Zen Nano Plusは充電式でないことと、曲の出し入れが専用ソフトなしでできることに注目して選んだ。音質は最初から期待していなかったが、標準のイヤホンの音はあまりにもしょぼかったので、安くて評判のいいゼンハイザーのMX550に取りかえ、まあまあになった。
 Kenwoodから M512A3 というZen Nano Plusの音質改良版が出ているが、プレイヤーソフトがCreative製だとしたら(未確認)、それほどは期待できないだろう。最近の機種ではどれがいいのだろうか。
 マイクロソフトが出しているZuneは日本未発売だが、Zuneの製造元である東芝の gigabeat U というメモリプレイヤーが WMP を使っている。メモリプレイヤーでは東芝はマイナーだが、中味は Zune に限りなく近いはずなので、選択肢にくわえていいかもしれない。
 頭が痛いのは CreativeMediaSouceで曲を取りこんできたことである。リッピングは演算でおこなわれるはずで、違いは出にくいとは思うが、オーディオというのは何が影響するかわからない。