horagai.comの模様替え
horagai.comをアクセシビリティを考慮して、一部、模様替えした。
アクセシビリティに問題があることは前からわかっていたが、直接のきっかけは昨日の日本ペンクラブ電子文藝館委員会で、を、ペンクラブ会員でユーディット社長でもある関根千佳氏に文藝館サイトをアクセシビリティの観点から採点していただいたことにある。
御覧になればわかるように、horagai.comと電子文藝館はよく似ている。電子文藝館の原型はわたしが作ったので似ているのは当たり前なのだが、その後、ホームページ製作会社に移管し、独自のタグづけをするようになっていった。原型段階では文字の大きさはすべて相対指定してあったのに、文字の大きさを決め打ちにするなど、問題が生じるようになった。
どこを直すべきかはわかっているつもりだったが、アクセシビリティの第一人者で、JIS X 8341の策定でも大きな役割をはたされた関根氏だけあって、気がつかなかった点を多数御教示いただいた。
horagai.comを直接診断していただいたわけではないが、共通する訂正点がすくなくなかった。わかっているつもりでも、所詮、素人だった。
とりあえず目次と索引を直したが、同様の改良は電子文藝館にもおこなうことになるだろう。
他の問題点もだんだんに直していく予定だが、最大の問題はフレーム構造をどうするかである。
horagai.comには文学だけではなく、演劇、映画、文字コードと、さまざまなジャンルのページがあるので、フレーム構造にする意義はあると考えているが、アクセシビリティ上、好ましくないことも確かである。
腹案はあるが、大がかりな改修になるので、11月を目処に直したい。