「書評空間」リニューアル
わたしも参加させてもらっている紀伊國屋書店書店が主宰する書評blog「書評空間」がリニューアルした。
書評メンバーが30人と一挙に倍増し、ほぼ毎日投稿がある。リニューアル前は投稿のない日が十日くらいつづくのは珍らしくなかった。内容にくらべてアクセス数が伸び悩んでいたが、投稿が頻繁になれば閲覧者が増えるだろう。
積極的にアピールしているわけではないので気がつかない人が多いと思うが、「書評空間」にはもう一つ重要な変更点がある。文字の大きさが変更できるようになったことである。Ctrlキーを押しながら、マウスのチルト・ホールを手前に回してみてほしい。ほら、字が大きくなっただろう。前はピンの頭のような字だったので、エディタに貼りつけてから読んでいたが、これで普通に読めるようになった。
Webデザイナーには小さい字の方がデザインが美しくなると思いこんでいる人がすくなくない。なぜ字が小さいとデザインが美しくなるのか、わたしには理解できない。百歩ゆずって字が小さい方がデザインが美しくなったとしても(そんなことはないが)、文章が読みにくくなったのでは本末転倒だろう。
以前はblogといえば、字の大きさが絶対指定されていて、ブラウザ側で変更できないところが多かったが、当blogをはじめるにあたり調べたところ、変更できるblogの方が多くなっていた。OCNのように変更できないところもまだまだあるが、読者によってモニタの大きさも解像度もさまざまなのだから、変更できるようにすべきだし、それがHTMLの本来の趣旨だ。CSSをちょっといじればいいのだから、手間はかからないはずである。